“複雑なタイトルをここに”

ファッション・レーベルOff-Whiteを率い、ルイ・ヴィトンのメンズ・アーティスティック・ディレクターを務めるヴァージル・アブローが、ハーバード大学デザイン大学院で行なった特別講義の記録。

“僕のDNAとは?” 
満員のハーバード大学デザイン大学院の講堂でヴァージル・アブローは問う。

アブローは“チートコード”――学生時代の自分が知っていたらどんなによかっただろうと思うアドバイス――を聴衆に紹介する。そして、“独自のデザイン言語”を培うための“ショートカット”を次々に示していく。

建築家とエンジニアのルーツを持つアブローは、学生時代に築いたツールやテクニックをファッション、プロダクトデザイン、音楽の言語へと変換させてきた。
彼のブランドOff-Whiteは、ストリートウェアとクチュールという相反するように見える要素を結びつけ、ナイキ、イケア、赤十字といったブランド、リル・ウージー・ヴァートやリアーナなどのミュージシャン、レム・コールハースのような“メンター”とのコラボレーションを実現させてきた。

さまざまなハードルをものともせず(“そんなものは実際には存在しない”)、デザインプロセスの舞台裏、エディティングの本質をシェアすること、問題解決、ストーリーの紡ぎ方をアブローは解説していく。

彼は自らのDNAを描き出し、そして問いを投げかける――
君のDNAとは?

本書The Incidentsは、1936年から続くハーバード大学デザイン大学院での特別イベントを記録したシリーズである。

著者プロフィール
ヴァージル・アブロー(著)
1980年9月30日、イリノイ州ロックフォード生まれのアーティスト、建築家、エンジニア、クリエイティブ・ディレクター、デザイナー、DJ。
ウィスコンシン大学マディソン校で土木工学の学位取得後、イリノイ工科大学に進み建築の修士課程を修了。彼はここで、デザインの原理だけでなく、コラボレーションワークのコンセプトを学んだ。
自身のブランドOff-White c/o Virgil Abloh™は、2012年に立ち上げたPYREX VISIONと題するアートワークに始まった。
2013年より、シーズンごとのメンズおよびウィメンズのファッション・レーベルとして本格的に始動し、のちに家具の製作も手がけている。
2018年にはルイ・ヴィトンのメンズ・アーティスティック・ディレクターに就任。また、展覧会で自身のアート作品を発表し、2019年よりシカゴ現代美術館ほかで回顧展”Figures of Speech”を開催。
2021年11月28日、41歳で没。

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